私の現場日誌

割烹豆腐 心豆庵

Date : 2012.06.30 / Category :

今朝 割烹豆腐 心豆庵さんから トイレと扉の調子を見て欲しいのでちょっと寄ってほしいとのお電話がありました。

さっそく道具を持っていき調整終了。するとご主人が『ちょっとこっちへ』と手招きされ行ってみると祝儀袋を渡されました。

いったいなんですか?の問いにご主人から『ありがとうやっといろいろと目途がついて一区切りだよ。本当は一緒に飲む機会が欲しかったんだが、お互い忙しくて、今はこれで・・・ 些少だけど受け取ってくれ』と言われました。

その瞬間 二年前不幸にして火事に遭われた心豆庵さんの一からの工場の建て直し 住宅の建て直しに関わらせてもらったこと。

工場の時は、自分は本来は設計申請だけだったはずが、火災にあったご主人の足元を見るように工事金額をどんどん吊り上げていく業者にご主人とともに憤り、工事進行中でしたが全業種 業者ををストップ 交替させ分離発注にしたこと。

その後地元では遺恨の残るらしい業者からは 娑婆壊し(シャバコワシ) と言われ 呑気なじぶんも結構 胸に堪えたこと。工場も住宅建築の時の何度も模型やパースを見ながら夜遅くまで打合せしたこと 住宅の完成した時の奥さんの満面の笑みなど 様々なことを思い出し あの時、筋と意地を通してよかったと 改めて思い返し感激しました。

今 心豆庵さんは 豆醍醐やおからドーナツ おぼろ豆腐などを工場やさまざまなところで販売しお客様に大好評を得ています。 市外からも工場にわざわざ訪れるお客様も休日には特にいっぱいです。 ご主人体に気を付けて、たまにはシッカリ休んで頑張ってください!

;

;