大橋ブログ

住宅トラブル相談

Date : 2016.06.10 / Category :

ここ7年ほど住宅のトラブル相談を直接または長岡市消費者センターからの依頼という形で平均すると5件/年程 受けてきました。

住宅施工ののトラブルとなると 新築・リフォーム・などになり 新築はもちろんリフォームになると工事範囲や形態も膨大なに多岐にわたります。

依頼を受けると当事者ご本人に会いヒアリング・調査などを行ってゆきますが、本当に悲しいことに住宅のトラブルについては多くの場合が簡単に割り切りすっきりすることのできないような終わり方になってしまうことが多々あります。

一つは住宅を新築・リフォームすることは他の物品と違い多額の費用が掛かる上に多くの人が工場ではなく現地でかかわること  お施主様 施工者ともそれぞれの考えの相違 施工者の経験 技術に左右されることが多いこと  裁判の判例も施工者の技術・経験の差による建物の完成や出来栄えは査定することが困難なので、契約上の詐欺行為や明らかな手抜きや構造計算や積雪荷重など立証できるものを除き お施主様よりの判定はほぼ出ないグレーゾーンのまま終わることが多いです。

一つ言えるのは、チラシや広告 SNSなどを巧みに使える業者よりも実績を10年以上積んできた業者のほうがほぼ間違いはないとは言えます。

建築士の技術・実績 会社の実績などは多くの時間を必要とする積み重ねですが、メディア SNS チラシは 広告会社に依頼すれば会社設立の翌日にはせんでんできてしまいますから。