大橋ブログ

リフォームの考え方

Date : 2016.06.23 / Category :

リフォームのご相談を受けているとお施主様から 言われることに
「そうだよね〜 いろいろとやりたい事 考えてる事はあるんだけれども お金はそんなに掛けられないし 年齢も年齢だし 10年も保てば良いし 今回は〇〇だけ考えようかなぁ」
が一番多いです。 というかほぼ確実です。

不思議なことに 30代 40代の まだ 全然お年じゃ無いでしょうとの方もほぼ同じことを言われます。

きっと意識の中では 家そのものはなんと無くまだ持ちそうだし そんなにお金をかけなくても 外装のお化粧直しをすればまだまだ 家そのものは保つのではと思われていられるのでは。

一面 正しいですよね。 メンテナンスをきちんとして 家を長持ちさせることを選択されているのですから。

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けれども 問題がひとつ 現在 傷んでいる外装 屋根にお化粧直しを施しても化粧の力=塗装だけでは10年は保ちません。
下地の状況では2年も持たずトラブルとなる例も沢山あります。

では、最近主流の 古い外壁の上に新しい外壁を貼る方法はどうでしょう?
カバー専門業者さんや最近はホームセンターでも取り扱っていますけれども 。

この方法は 家全体をきちんと調査 診断をしないとやはりトラブルを引き起こします。

通気を考えなかったり本来あった漏水や傷みを解決しないまま施工するとほぼ確実に内部で腐朽を起こしてしまいます。

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リフォームしたのに短い年月で何度もやり替えたり かえって家が傷んだりでは、なんのためのリフォームかわからなくなってしまいますね。

リフォームすることも 夢や想いを実現することです。

10年後 20年後をしっかりと考え コストも考える意味で 全体を診ることができ 見積り 対処方法を考えてくれる工務店 建築士事務所に相談して 最良の方法を考えましょう。