大橋ブログ

横浜のマンション

Date : 2015.10.20 / Category :

三井不動産が横浜で販売したマンションで杭打ち工事の不正から全棟建て替えの大事になりつつあります。

行政のチェックの不備を指摘する声もテレビや新聞などで上がっていますが、なかなか難しいです。 10年ほど前の姉歯建築士による耐震偽装から行政のチェックがなされていないとその後 審査の厳しさや時間は確かにかかっています。 しかし行政の側の人間のレベルは確実に下がりすべてが第三者機関に丸投げの状態です。

そもそも元の原因は行政側にチェックするだけの能力を持つ人間が居ず そのため自己チェック機能を持たざるをえなく建築士という制度を作ったために、いまだに行政側はチェックできる人材をそろえられず書類の枚数がそろえば中身に関係なく審査終了としてきた悪習があるためです。

今回の事件からきちんと審査ができる体制になってほしいものです。