私の現場日誌

休日

Date : 2014.06.14 / Category :

 

5月。お休みを利用しまして、少しばかり遠出をしました(*゚▽゚)ノノ

駐車場に車を停め、しばらくは歩いて回ります。

見渡す限り、緑、緑、緑!!

とっても色が濃くてキレイ☆いい季節ですね(*^^*)

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写真に見えている吊り橋を渡って行くのですが(少々わかりにくいですが・・)、きちんと舗装されているのでさほど怖いといった印象はありません。でも思ったより、ゆ、揺れる~・・・(゚_゚i)タラー・・・車酔いに近いような、そんな感覚に襲われます。

 

しばらく歩いて、見えてきました~!!

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合掌造り家屋。

岐阜県は白川郷地域です。

世界遺産ということもあり、外国人観光客の方々が大勢いました。多数は中国系の方だったようですが、中には写真を撮影をしてくれる職員の方の質問に、「インドから~♪」と言っていた方もいらっしゃいました。

 

さて、”合掌造り”とは、「小屋内を積極的に利用するために、叉首構造の切妻造り屋根とした茅葺きの家屋」のことで、日本の他の地域にはみられない、白川郷と五箇山地方のみに存在する大変特色のある民家の形式。

もともとそれほど多く建てられたものではなくて、特に戦後の経済の発展と生活の近代化の中でその数は急激に減少し、集落の中に残されている合掌造り家屋は現在ではわずかに150棟以下となり、1棟1棟がたいへん貴重な存在となっているそうです。

 

その家屋の中がこちら↓↓↓

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写真は3階部分です。風が抜けて、涼しい~。

屋根は豪雪に耐えられるように60度に近い急勾配。屋根組みには釘を1本も使わず、全て縄やネソで結束され、台風や地震にも強く柔軟な仕組みです。これはよくたわむ材で、乾燥すればするほどよく締まり強固になる性質を利用したもの。先人たちの知恵ですね。

二階から上の床は隙間が空いていて(格子状になっていて、通路とする部分のみ板が張られています)、一階の囲炉裏から出た煙が茅葺き屋根から抜けるようになっているそうです。この煙は、茅や梁など木材をいぶして害虫や腐りから守る効果がある為、各民家では囲炉裏の火を毎日欠かさなかったというわけです。

 

囲炉裏のある1階↓↓↓

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太い梁。両手をまわしても届かないほどのものを、昔のレッカーもない時代にどうやって組んでいたんだろう?と、いつも気になってしまいます。

 

帰りに寄った道の駅で、ちょうど屋根の葺き替え工事をしていたので食い入るように見てしまいました。

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30~40年に一度、この葺き替え工事が行われているそうです。

通常、葺き替えや補修作業(屋根に積もった雪がすべり落ちるのと一緒に、茅が巻き込まれて抜け落ちてしまう為、補修は毎年必要)は住民総出で行われるそうで、人件費やその他の費用などを現金に換算すると大きな金額になるそうです。でもそれらは地域住民の助け合いで無償で行われているそうです。改めて白川郷の集落の美しさと、住民のみなさんの助け合いの心に感動するばかりです。

保存し、守っていくことも容易ではないということも痛感しました。